この細長い土地に祝福を

間口わずか4.5mの敷地を即決してしまったことから始まる新築記録ブログ。この細長い土地でどうすりゃいいんだ。。建物どう立てればいいんだ。。。と悩んでいる皆様のお役に立てればと思います。

見せつけられる、ヘーベルハウスの機能性

仕事やら新居への対応やらで時間が取れず、すごく久しぶりの更新になってしまいました・・・・。申し訳ありません。

ここからまた少しずつ記録の意味も込めて書き連ねていければと思います。

よろしくお願いいたします。

 

 【では一通りご案内しますね】

ヘーベルハウスの住宅展示場のお姉様に「間口2.7mから大丈夫ですよ!」の心強いお言葉をいただいた私たち。

 

正直、各ハウスメーカーの特徴なんて、何一つわかってません。

ただ一つあるのは、自分たちの要望を満たせるかどうか。

だからこそものすごくフラットにお話を伺えたのかもしれません。

 

まず案内されたというより、気になった質問をぶつけてみます。

 

「何でこの家こんなに暖かいんですか??」

前回のブログでも書いたとおり、とにかく暖かく感じたんです。

床暖も暖房もつけてこの暖かさは、すごく不思議でした。

そこでお姉さん、窓のサッシを説明してくれました。

 

「この窓の冊子の下の部分、こんな感じで蓋されるんですよ。」

冊子に蓋!?!?!どういうこと!?!?!

実際に見せられたのは、フォールディングウィンドウという窓でした。

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フォールディングウィンドウ

https://images.app.goo.gl/jYaYTkv1f88S3vXv9

 

おそらく今のヘーベルハウスの展示場で最も特徴的な窓だと思われますが、この窓のあきかたが衝撃的でした。

そう開くの!?と二人で窓に突っ込んでました笑

 

そして、その窓の根元??というか足元?に目を向けると、

レールの部分が窓の鍵を閉めるときに、ニョキッと蓋をする形になって

外気を遮断してくれる様子。。。

 

す、すげぇ。。。何だこの窓。。。確かにこれなら空気はいらんわ・・・。

 

そして、ぐるっと展示場の一回を歩いて回ると、廊下部分に注意マークのシールが貼られてるわけです。

 

お姉さん「僕、そこで飛び跳ねてみて」

下の子は喜んで飛び跳ねるわけです。

そして、ドーンと大きな聴き慣れたいかにも子供が飛び跳ねた音が響くわけです。

 

お姉さん「次、こっちで飛び跳ねてみて」

ん???何だ???

息子もよくわからずそっちで飛び跳ねると

ヒタッ

・・・・・え!?

何度も飛び跳ねます。

 

ヒタッ

ヒタッ

ヒタッ

 

また注意書の上に行って飛び跳ねます。

 

ドーン!

ドーン!

ドーン!

 

下の子「パパすごい!音しない!!」

私もびっくりです。

床が音がしない建物なんであるんだと感心しまくりでした・・・。

ヘーベルハウスは静音性に優れた家だと感心。

そのまま二階へ案内されました。

 

【実験室のような説明空間】

ヘーベルハウスの展示場の二階にはまるで実験セットのようなものが並んでいました。

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謎の実験装置

ここで初めてヘーベル版について説明を受けました。

実験装置では

1.熱を通さない実験

2.音を通さない実験

3..衝撃に強い実験

が大きく分けて展示してありました。(他にもあった気もするけど忘れました笑)

 

一番驚いたのは音の実験で

超絶うるさいブザー音が鳴る装置が中に入っていて、これをヘーベル版で蓋をするとあら不思議。ほぼ聞こえないまでの音になってしまいました。

 

子供たちもそうですが、私自身が仕事で音や声を出すことがしばしばあるので、これは大きなポイント。

もちろん、他の方のブログやよく調べれば防音室の効果とまではいかないものの、話す声や歌声とかはだいぶカットされそうな印象。

ドラムセットとかの音は防げないでしょうけど、それでも音で近隣の方に迷惑をかけるリスクはだいぶ低減できるのではないかと期待が持てます。

 

そして耐震の説明があり、その後私たちが家づくりするのに完全に忘れていたメンテナンスについて説明を受けました。

 

【家を建てればメンテナンスはつきものです】

私たちはオー○ンハウスとのトラブルもあって、正直メンテナンスのことは頭からすっとんでました。

確かに外壁の塗り直しや、柱が傷んだり、シロアリ被害だったり、屋根の張り替え、シーリングの打ち直し、気がつけば山ほどメンテナンスはあります。

しかしながら、その説明を受けるまで、メンテナンスの費用がどれくらいかかるものなのか皆目見当もついておりませんでした。

 

もし、木造住宅を建てたとして、10年に一回は足場を組むことになるとすれば、毎回三回建ての足場を組めばその都度100~200万円はお金がかかり、30年経つ頃には様々なメンテナンスがかかってきます。

メンテナンスの総額、およそざっくり1500万くらいの目算。(30年くらいで)

 

もちろんヘーベルハウスもメンテナンスは必要ですが、塗装やヘーベル版など、項目によっては30年間保証されている。メンテナンスが必要ないと言われます。

 

あれ?そうなると安いからって木造建てても後が大変じゃんとここで気がつくわけです。

 

どんなに住宅ローンが安く済んでも、メンテナンスで毎回ドカンとお金が出ていくんであれば、毎月少し高くてもメンテナンスの手間がない方がいいだろうと。

 

【具体的に話せる営業マンとアポイント設定しましょう】

というわけで、だいぶあったまった私たち。

本当ならもう少しお話伺いたかったんですが、私も仕事で都内に向かわねばならず、急いで切り上げて、次回のアポイントの調整の連絡をいただく形でこの日は展示場を後にすることにしました。

 

【次回:セールスエキスパートの役職を持つ男・次男、骨折する】

今回もつらつら長文お付き合いいただきありがとうございました。

今週は引っ越し準備で追われます。いよいよ6/19引き渡しで楽しみです。

また次回は引っ越し後落ち着いた頃に更新いたします。

最後までご覧いただきありがとうございました!

あのゾウさんのおうちもみにいくー!

【心機一転、ハウスメーカー探し!!!】

前回の続きです。

様々な要因のおかげで土地とは別でハウスメーカーを探す必要が出てきた私達ですが

(詳しくは前回のブログをご参照ください)

concri.hatenablog.com

 

改めて今の家づくりにおいてのポイントを二人で整理しました。

 

土地の契約書を見ると

通常、建築基準法で境界線から50cm離したところに建物を建ててくださいと記載されていますが、オープンハウスの区画で購入した場合、30cmと読み替えての一文があります。

 

土地購入時はまだ基礎始めた手でしたが、ハウスメーカーを探し出した1週間くらいで、もう隣接する後ろの家はここまで出来ていたんです。

 

実際の写真がこちら。

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長男(小学校5年生 肩幅40cmくらい)に立ってもらって境界線との距離がわかる一枚です。

正直、なかなかの恐怖です。。

 

これのおかげでより耐火性が求められる家が必要となりました。

そして、このタバコの箱の細い部分を下にしたような土地に揺れにも強い家。

 

改めて条件をまとめると

1.耐火性に優れた家(木造ではなくできれば鉄筋コンクリート造・不燃性の外壁)

2.耐震等級3は必須

3.この際当初の妻の収入だけでもいけるという条件は抜いて二人で払える範囲の予算

4.各自一人一部屋取った上でそれなりの広さのLDK

5.庭がないので、できれば屋上を使える

無茶言ってるんですが、それでもあの細長狭小土地で、隣の家が万一火事になってもとりあえずは一旦なんとかなる家が自分たちには必要とわかりました。

 

そしてふと思い出したんです。

この土地に10年以上住んでて当たり前にずっとそこにあったのに一度も足を踏み入れたことがなかったスペース。

住宅展示場があったことを。。。

 

【いざ住宅展示場へ】

 

思い出したきっかけは前回のブログの中で書きました

一括請求サイトの中で間取りを提案してくださった

住友不動産さんから「是非一度暇な時にお越しください」と言われまして、そういえばあったなと。

 

いただいた間取りは私たちの要望を全てかなえるものではありませんでしたが、せっかくだし伺って話を聞いてみようかということで、妻の仕事の休みである水曜日に次男を連れて三人でいってみることにしたんです。

 

水曜日は不動産系のお仕事はお休みなのは存じておりましたが、展示場はどうかと調べるとやってるとの記載。

 

私たちはなるべく早くハウスメーカーを決めなきゃならない訳です。

ハウスメーカーさーん、鴨がネギ背負って行きますよー!

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でもね、ここでもちょっと不思議な体験をするわけです。。。

 

【電気のつかないモデルハウス】

モデルハウスも立つ場所、行く時間によって表情をガラリと変えます。

私たちが行ったのはちょうどお昼時。

太陽は少し西側に動き始めた頃でしょうか。

こうなるとこの展示場では片方が思いっきり陽に当たって明るく、もう片方はやや日陰の暗い印象でした。

私たちのお目当ては住友不動産。せっかく連絡くれてましたし、挨拶には行かなきゃと。

 

しかし、行ってみるとドアは開いていて、自動ドアは動いているんですが・・・・明かりは何もついていませんでした。。

予約してない私たちがいけないのかもしれませんが、まぁ真っ暗で、人いる??って状態。

 

「ごめんくださーい!お邪魔しまーす!」

と大きめの声を出すと奥から少し話し声は聞こえてくるものの、出てくる様子はない模様。

 

一通りぐるりと見て周り、3階部分まで見たところで、ようやく営業マンが出てきました。

メールをいただいたお礼と状況を説明しましたが、どうにも歯切れの悪い感じの回答でした。。。

この土地で耐震等級3は相当難しいですね。。。

間口が狭すぎて・・・

と言われてしまう始末。

 

というか、席にも案内されず、電気もつけられません笑

お客さんじゃないという判断だったんでしょうね。

 

その様子に妻は少し不機嫌なようで、もう出ようと催促され、暗いモデルハウスを後にしました。

 

私が仕事の打ち合わせで14:00くらいにでなければならない関係上あと一件見て帰ろうかーと話、ポラスハウスさんをみるもこの日は誰もおらず。

 

帰ろうとすると、向かいにやたらゴツいけどゾウさん乗ってる家がある訳ですよ。

 

「あのゾウさんのおうちもみにいくー!」

子供はゾウさんに惹かれます。

 

そう。ヘーベルハウスのモデルハウスがそこにはありました。

 

【間口2.7mから大丈夫なので、この土地なら全然余裕ですね】

ヘーベルハウスといえば前情報として、値段が高い。

でも鬼怒川の洪水の時にびくともしなかった家っていうくらいの印象しかありませんでした。

実際、一括請求サイトでは資料も来ませんでしたし、提案も来ませんでしたし。

入って第一印象「あ、明かりついてるわ」でした笑(当たり前ですなw)

 

とりあえず見るだけーなんて思いで足を踏み入れた瞬間、あることに気がつきます。

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(この家、めっちゃあったかいぞ??)

 

この日、晴れていたとはいえ、11月も半ばをすぎたところ。

結構冷え込んできました。

そして直前には目の前で薄暗い家にいたせいか余計に寒く感じていたところに、なんとも暖気を感じるこの雰囲気。

 

ものすごく感じのいいお姉様がお出迎えしてくださいました。

 

実際めっちゃ暖かかったんですよ。

思わず、「暖房ついてるんですか?」と聞いたほど。

暖房ついてるにしては静かだし、なんだろうと。

でも床暖房も暖房も何もつけてませんと。。。。

 

正直この時点で超高評価です(チョロい)

 

散々間口の広さで断られまくってた私たちは当然警戒というか予防線を張ります。

 

私「土地の間口が狭くていろんなメーカーさんに断られちゃってたんです」

妻「ヘーベルさんにできるわからないんですが」

私「住友不動産さんにもあんまり相手にされず。。。」

妻「住宅情報館さんにも厳しいと言われちゃって。。。」

私「でもオープンハウスは嫌で・・・。」

ヘーベル お姉さん「そんなに狭いんですか??」

私「はい・・・4.5mの間口の土地なので、3.5m位しか立てられなくて・・・」

ヘーベル お姉さん「え?全然余裕ですよ。もっと狭いのかと思ってました」

私・妻「「は?????」」

ヘーベル お姉さん「間口2.7mから大丈夫なので、この土地なら全然余裕ですね

 

広い土地を買っていたらこの言葉は何も響かなかったかもしれませんが

私たちにとってこの一言は天の助けのような。まさに蜘蛛の糸のような。

それくらい一気に救われた気分になったのでした。。。

 

次回【見せつけられる、ヘーベルハウスの機能性】

乞うご期待!

オープンハウスはマジでヤバい

※注意:今回の内容は、これからオープンハウスさんで土地を購入しよう・家を建てようと思われている方にはショッキングな内容になるかもしれません。

全てがこの限りでは無いとご認識ください。

あくまで事実に基づいて記載しており、1案件内で出来たトラブルと御留意の上ご参照ください。

 

【オープンハウスはマジでヤバい】

前回の続きです。

 

契約書ほど大切なものはないかもしれません。

それは個人においても法人においてもそうですよね。

そんな中、今回の騒動には様々なトラブルが起こりました。

 

1.妻名義で契約と散々伝えていたが、契約書の名義を後で変更できるからと言われサインした結果、妻名義の契約ではなく私の会社まで信用調査が行われた。

2.信用調査を行った事実を確認したところ担当営業マンは嘘をつき、行っていないと伝えてきたが、実際はオープンハウス側から直接信用調査の依頼がされていた。

3.耐震等級1についての説明も震度7を6回耐えられると言われたが、実際に調べたらそんな表記はどこにもなく、むしろ細長狭小地では更に耐震性は弱くなり、耐震等級1のままでは1度の大きめの地震で倒壊のリスクもあることがわかった。

 

(これ、普通に考えると会社の組織体制として相当ヤバいと思うのは私だけ・・・?)

妻に至っては騙されたと泣いてました。

 

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私たちは、上記内容から土地を買うことは立地条件等もありましたし、契約からすでに1週間が経過していてクーリングオフ期間は過ぎているので土地契約はそのまま続行することにしましたが、建物は絶対にオープンハウスでは建てないと決めました。

 

しかしながら契約は契約。

土地は契約から決済まで日にちが明確に記載されています。

残された日数は2週間。この中であの狭小地にしっかりとした耐火性・耐震性を兼ね備えた家を建てられるハウスメーカーを探さなければいけません。

 

どう考えても時間がたりません。

そこでオープンハウスへ連絡し、土地の決済日をなんとか変更できないか相談したところ、後ろに2週間倒していただけることに。

 

謝罪も合わせて、今回はこちらの不手際もありましたのでそこは最大限譲歩しますと。

 

残された日数はあと4週間。

この間にあの狭小地で耐震等級3を保った上で耐火性にも優れたハウスメーカーを探し、住宅ローンも通さなくては・・・。

しんど過ぎます。。。

しかし、やらなきゃならないことには変わりなし!

早速ハウスメーカー探しのサイトに登録するわけです。

 

【一括登録で間取りを作ってくれるサイトを発見】

時間もない私たちはとにかくこの敷地にしっかりと耐震等級を保った上で家を建てられるハウスメーカーを探さなければなりませんでした。

そこで発見したのが、このサイト。

www.town-life.jp

 

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今の私たちに必要な、比較する。条件に合った提案をしてくれる。その辺がクリアになるこのサイトに登録し、提案を待つことにしました。

 

結果としてはたくさんの営業メールと数社からパンフレットをご送付いただきましたが、具体的にこの間取りでどうですか?と提案してくれる会社はなかったんですが、その中で一件だけ直接電話をくれたのは。。。住宅情報館さまでした。

そしてハードルの高さを改めて認識することになったわけです。。。。

 

【あの土地で耐震等級3はほぼ無理です】

住宅情報館の営業マンさんには最初から嫌な印象はありませんでした。

むしろすごく親身になってくださるなと思ったほどです。

しかし、近くの住宅情報館は2020年末に閉鎖することが決まっていたため、物件はほぼない状態で、お願いするリストからは外れていたんですが、今回の資料請求で情報が回ったらしく、すぐにお電話いただきました。

 

「どうもご無沙汰しております!Zですー!」

「Zさんどうも!どうしたんですか?」

「いやー、サイトから情報が回ってきたものでびっくりしてお電話しちゃいました」

 

この電話、どん底に落とされていた私たちには救いの手に感じました。

しかしながら要望を伝えると、その条件だともう、木造建築では厳しいかもしれませんとのこと。

 

住宅情報館は木造物件なので、鉄骨系のメーカーなら可能性あるかもしれません。

でも、この間口だとちょっと・・・

 

また不安が激増です。

 

たくさんお礼を伝え、がんばって探してみますとお話しし、困ったことがあればいつでもお電話くださいとおっしゃっていただきました。

 

途方に暮れた私たちですが、諦めるわけにはいきません。

時間はどんどん迫ってきます。

 

そんな時ふと思い出したんです。

近くに住宅展示場あるな。。。と。

 

【次回:あのゾウさんのおうちもみにいくー!】

お楽しみに!

帝国データバンク、襲来

【私たち、家、買います】

前回の続きで、間取りをなんとか自ら設計してみた私です。

そこまで広くはないけど、一人4.5畳くらいの個室も取れますし、狭さはあるけど今抱えている我が家の問題である「3LDKに5人暮らし」の手狭問題をクリアできる。

 

オープンハウスの営業マンに

「耐火もサイディング は燃えないので大丈夫です!」

「耐震も耐震等級1ですが、震度7を6回耐えられるんです!」

「設計は自由にできます!参考は駐車場付きプランですが、駐車場潰して部屋を一つ増やせます!」

と言われ、情報を鵜呑みにし、それなら大丈夫かぁと。

 

予算も初回で話した通り、妻名義で契約して妻一人でもローンが組める金額ということで、私たちはオープンハウスへ連絡をしました。

 

ネット等で調べると「値引きのタイミングはこのタイミングで!」と書かれていたこともあり、希望の金額を伝え、その値引きもクリア!妻名義でも問題なし!

あとは住宅ローンの審査次第ですねー。とのこと。

 

 

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じゃあ本格的な書面のやりとりは準備がありますので、明日お越しくださいとのことで、私は妻に任せ、仕事の打ち合わせに出向きました。

 

【これ、本当に妻名義??】

仕事上、契約書をみる機会の多い私ですが、どうも契約書を見ると私と連名になっていることが気になります。

 

あとで名前は抜けるので大丈夫と言われますが、契約書の内容が違うものにハンコを押すのはどうも気が引けるわけです。

 

住宅ローンの審査の方は妻名義だけなので、契約者の名前をあとで抜くだけならまぁ契約上そこまで問題ないし大丈夫か。となりまして。

ここで契約を一旦済ませました。

 

住宅ローンの審査は1週間くらいで出ます!と言われて5日くらい経ったときに私の会社の電話に一本電話が鳴りました。

 

相手はなんと・・・帝国データバンクでした。。。

 

帝国データバンク、襲来】

私の会社へ突然調査依頼が入ったのです。

しかも至急案件でとのこと。

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私としては正直訳がわかりません。

会社としては創業4期目で現在新規事業を開発中。

主要取引先もこれからというタイミングで、なぜ会社に調査依頼が・・・?

 

思い当たる節は、一つしかありません。

「これ、絶対不動産関連だ。。。」

 

でもおかしな話なんです。

今回の物件の契約は「妻名義」なはずで、「妻名義であれば私が無職だろうが代表者であろうが関係ない」はずなんです。

 

この時点で正直、オープンハウスへの不信感はかなり積もっていました。

担当のオープンハウスの営業マンへ連絡し、「会社の調査依頼かけました?」と聞いても「いやー、うちじゃないっすねー。」との回答。

 

帝国データの調査が終わって二日後に住宅ローン審査の連絡が妻にかかってきました。

無事通りましたとのこと。

この時点で実は契約から1週間が経過していて、もう契約解除はできない状態です。

 

私から地銀さんへ連絡し、「帝国データの調査依頼、私のものもかけましたか?私自身名義に入っていないはずですが・・・」と伝えると、行ってませんとのこと。

銀行が嘘をつく理由は全くありませんので、ここで私の不信感は超絶マックス。

 

センター長を呼び出し、、、ド詰ラッシュ開始です。

 

次回【オープンハウスはマジでやばい】

・・・怒涛の急展開、お楽しみに。

家庭内建築士、爆誕!

なんだか更新が随分止まっていまして、すみません。

今日から再度再開の予定でございます。

というか、昨日から着工始まりました!

その様子は追々に。。。

 

建蔽率60%問題】

家を建てるには必ず土地が必要で

土地には全て建蔽率容積率が定められています。

これから土地探し、家探しをされる方にとってこれは結構大事なポイント。

 

詳しくはこちらのページをご参照ください。

suumo.jp

 

超ざっくりいえば100m2の土地に60%の建蔽率であれば60m2しか建物は建てられないわけで、私たちが選んだ61m2の土地であればざっくり36m2しか建てられないわけです。

 

さて私たちの土地の大きさはざっくり前回お話しした通り

間口4.5m

奥行き13m

建蔽率60%

容積率200%

でございました。

 

建物は全て壁で覆われているわけで、この外壁の外側までが建物の幅。

ってことは仮に4.5mの間口の土地だとすれば、工事のことも考えると

せいぜい3.5m前後しか使えないわけです。

 

ふと思ったわけです。

3.5mの建物に、建てたいと思う間取りは入れられるのか・・・?

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私は家庭建築などやったこともないです。

そもそも家の標準的な階段の幅やユニットバスの幅も知りませんでした。

しかしながら土地を決めると妻が息巻いている以上、そもそも入るのかを検証しなければ・・・

 

早速ググってみると、めちゃくちゃいいサービスがあったわけです。

 

【無料で最強、マイホームクラウドβ版】

間取りシミュレーションで悩んでる方は是非一見の価値あり。

私はこれで急遽間取りを作ったわけです。

 

myhome-cloud.net

 

マイホームクラウドのメリットはズバリ

1.間取りの作成ができる

2.保存もできる

3.3Dイメージも作れる

これに着きます。

 

正直、オープンハウスさんにどんなに参考の間取り平面図を見せられても、全くイメージわかなかったんです。私たち。

 

ある程度自由に設計できますなんて言われてましたが、そもそもこの部屋数はいるのか?と。

 

階段の向きや場所、全てを考察しなければなりません。

建蔽率容積率も考えた上で。

 

途方に暮れていた私にとってこのマイホームクラウドは完璧な助け舟でした。

 

【間取りを作ってみる】

妻からの要望を羅列すると

1.SC(シューズクローク)が欲しい

2.一人一部屋欲しい

この2点。

 

で、実際作ってみた間取りがこんな感じです。

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もうめちゃくちゃ悩みました。

どうすれば5部屋個室を取った上で、リビングも少し取れるのかと。

設計士さんが見たら笑ってしまうような間取りですが、やはり百聞は一見にしかず。

この間取りを作るまでにも苦労の連続でした。

 

そもそも階段の幅は90cm必要

ユニットバスの幅も180cm近く必要。

廊下も90cm近く必要。

そうです。横に並べるとこの時点で360cm。

我が家には入りません。。。

子供部屋も蟹歩きのような細長さ。。。

 

いや、まじかよこれ。どーすんのこれ。。。やめません奥様・・・?

この土地やめません???

 

しかしながら、妻の意向もあり、この土地で行くときめたのでした。

決めたものはしょうがない!じゃあこの土地で最大限できる間取りを考えよう!

さて、契約だ!

 

・・・・ここから、契約をひっくり返すような大波乱が起こるわけです。。。

 

【次回、帝国データバンク襲来】

お楽しみに。

妻の不安感と直感

「さぁ、どれにしますか?」状態からのスタート

前回の続きです。

13:30を少し過ぎてオープンハウスさんへ到着。

以前から営業電話を受けていたり、何度か電話で話していた営業マンと

センター長がお出迎えしてくださいました。

 

私達は言わば家探しを具体的に始めた1日目の新入生。

右も左も分からない、いい物件なんかあるかなー状態。

ポケモンで言うところの「マサラタウン」から1番道路に一歩踏み出したくらいですよ。

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ところが・・・・確かに準備が足りてなかったのは私達ですが

伺ってすぐ建売と土地の情報の紙がずらずらと並べられて

「どれがいいですか?」

と言う感じで、この中から選ぶ前提のような感じで話が始まりました。

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妻「まさか、このまま契約しなきゃいけないの?」

現在家探しをしている方、もしくはこれから探そうと思ってらっしゃる方

もしくは購入された後で自分たちの選択が正しかったか確かめたいなどの理由で

このブログをご覧いただいていると思いますが、家探しって一生の上でそんなに何度もあるものじゃないですよね。

それこそスーパーの特売のお肉買う感覚で「これがいいわ♪」なんて決められません。

しかも自分たちは専門家でもなんでもなく、今の自分たちに判断できる基準はない。

 

必要なのは自分たちの状況や環境をヒアリングしてもらった上で、きちんと順を追って、流れも説明した上で、的確な提案・寄り添った提案をくれる営業マンなんですよ。

(本来、営業の仕事は本来売ることではなく、お客様の課題を解決する事だと私は思っています)

 

そりゃいきなり物件ずらずら並べられて、さぁどれがいいですか?ってやられたらビビります笑

 

と言うわけで妻が超不安な顔をして急ブレーキ。

「え?もう決めなきゃいけないんですか?」と言い出す始末。

 

もちろんそんな事はないですし、義務もありません。笑

結構営業マンに弱いのは昔から知ってましたので、交渉ごとは基本私が結婚してからずっと行ってきましたが、今回の営業手法は確かに疑問符が浮かぶものでした。。。

 

しかし目標物となるものがなければ審査をする気にならないのも事実。

とりあえず物件を見にいきますかと言う事でそのまま物件見学ツアーへ出発です。

1件目「隣駅が最寄りの3階建ての建売4LDK」

前回の記事にも書いたとおり、私達が希望する間取りは5LDK

当然、建売でそんな物件はほぼありません。

私たちが住むこのエリアの建売を1年ずっと見てましたがありませんでした。

それでもなんとか5部屋取れる(納戸を1部屋にすれば)物件をピックアップしつつ

注文住宅にしても限られた予算で5部屋取れる土地を探す必要があるわけです。

 

土地価格が高騰しているこの地で待てば待つほど物件価格がどんどん上がっているのも私たちが動くきっかけになりました。。。

 

話を戻して5部屋取れるかどうかの物件探し。

まず一軒目は

・建売

・角地

・4LDK+S

・お値段およそ4000万円

と言う物件。

 

この物件は最寄り駅が希望するところから一つずれてしまうので候補としては最初から微妙でした。

建築中な事もあり中の見学はできず、外から眺めて終わりという感じ。

正直、建売を買うなら中見えないと不安ですよね。。。

予算に合う感覚でしたが、スルーして2件目へ。

 

2件目「小学校目の前、中学校目の前の住宅街の3階建て建売4LDK」

というわけで2件目へ。

・小・中・高校がほぼ全て目の前で子供の通学安心!

・コンビニもそんなに遠くない!

・3階建て4部屋・・・あと一部屋はとれない。。。

・角地!ちょっとした裏庭もある!

正直、建売買うならここだね!というくらい私は気に入りました。

キッチン後ろに目隠しのついたバルコニーがあり、ここにゴミなどを一旦出して置けるのもポイント高し。

学校が目の前でうるさいかも??とは思ったものの、小学生・中学生になれば保育園・幼稚園に比べればよくなるし大丈夫だろうと。

ただ、やはり5LDKの願いは叶いそうになく、次の物件へ。

 

3件目「二階建て4LDK」

この日の建売見学最後の物件です。(土地はこの後見て回ります)

・コンビニ徒歩2分

・学校徒歩5分

・2階建てなのでフロア移動楽チン

・部屋は全体的にひろめ!

・隣の家が超古く、謎に玄関に国旗が掲揚されている・・・。

勘のいいみなさまならお分かりでしょう。

ここ、隣の家の存在感がヤバ過ぎて、家のまえについた瞬間にやめました。

日本国民である以上、国旗を見るのに違和感は全然ありませんよ。

でも、確かに祝日とはいえ、玄関に国旗を掲揚した、おそらく築50~60年くらい経っていて、プロパンガスのボンベが並んだ家の横に・・・住みたいとはちょっと思えなかったです・・・。火事が起こりそう。。。

 

あれ・・・?でも自分たち火事のこと何にも考えてなかったけど建売物件って耐火性能どうなの?とこの辺りから実はじわじわ考えていました・・・。

 

それにしても私達は5LDKを望んでいますが、5LDKの物件にはたどり着けません。。

残された道は土地を買って注文で建てるしかない

とこの時にある程度結論が出ていました。

 

4件目「土地間口4.5m 奥行き13mの細長土地」

先にネタバレになりますが、この土地が後の運命の出会いとなります。。。

正直な印象をざくっと書きますと

・やたら細長

・閑静な住宅地で車通りも少ない

・目の前は幅7Mの道路

・左隣は奥に立つ家のための通路

・右隣は奥に立つ家のための通路

・元々大きな土地を4分割にした形

・南向きで通路・道路に囲まれているおかげで日当たり・開放感最強

簡単に言えば元々80坪近くあった土地を無理やり4分割した手前側の角地。

割り当て面積としては18坪強。

最寄り駅も今使ってる駅と変わらず、小学校の学区も下の子が上がる時に申請すれば近い方の学校に行けるのでクリア。

正直場所は気に入っていたのですが、間口の狭さがとにかく厳しい・・・。

建物の間口は頑張っても2間とれない状態です。

参考間取りもいただきましたが、幸い車を所有しない(もし所有しても月極に止めればいい)選択をした私達にとっては、カースペース部分を部屋として活用できれば予算内で5LDKが建てられそうな場所です。

しかしやはり、この土地の奥とこの土地では建物の距離がおよそ60cm

えぇ。火事がもし起きればタダではすみませんよね。。。。

そのリスクはなんとなく思いつきつつも私たちにとってこの時の最重要課題は間取り。

 

この間口で、どう建てられるか要検討だなということで、最後の土地へ

 

5件目「本命 駅徒歩10分圏内!角地18坪!」

正直、この物件が目当てで予約したまでありました。

今住んでいる町名は変わらず番地が変わるだけ。

しかも駅からも近く、コンビニも歩いて行ける距離。

学校も近く、公園も近い。

ここがいいなぁと行く前は思っていた・・・・のですが・・・。

時刻は気がつけば17:30を回った頃。

帰宅ラッシュの始まり時刻です。

大通りから一本入った一方通行なはずなんですが、隣の駅に抜けるに適した道路のためか、感想は「車通りめっちゃあるな。子供達危ないかもしれない。」でした。

 

この物件。目の前が保育園で昼間は声も結構聞こえてきます。

電車の線路の横に住んでいたことがある身としては音はそんなに気にならないかと思ってたんですが、先述の車通りの件もあり、「あれ?ここやめたほうがいいかもしれない・・・」となって来ました。

 

そして深夜・・・事態は急展開。

一通り物件周りをした後帰路についた私たち夫婦。

当然、この後の話を考え出しました。

 

・そもそも自分たちで買えるのか。

>>価格は予算で収まるのであれば今の家賃と変わらずプライベートが確保された場所に行けるからOK

・買わずに賃貸を続けるべきか。

>>結局何も残らないお金をかけるよりは、どうせ建物の価値なんかなくなるんだから10年20年住んで土地を売るという考えならいいのではないか。

・そうなると、じゃあどうするのか。

 

妻「私、直感した物件がある」

・・・・・え??

 

(こうなると一気に動くのがいつも恒例の我が家のパターンなので一気に嫌な予感)

 

妻「あの細長い土地にする!!!あそこがいい!!」

マジで・・・・?

 

・・・・・・・・・・・・・次回、「家庭内建築士爆誕。」

乞うご期待!!

ハムスターと土地探し

思い立ったが吉日

 

昨年の9月より家族構成が変わり私・妻・義父・子供二人の5人家族になりまして、上の子の中学校進学・下の子の小学校進学を2022年の4月に控えた私たち家族です。

 

現在の住まいは3LDKの賃貸マンション

 

流石に部屋の数も足りなくなってきましたので、次に引っ越すなら一戸建てだねと色々探していました。

 

探すといっても正直具体的に決まっているのは

1.現在住んでいるエリア

2.一戸建て

3.部屋を多く取れる

この三つだけでした。

 

家探しで動いていた事といえば、定期的に物件情報を見てあーでもないこーでもないと言うだけ。あとは非公開物件見たさに

oh.openhouse-group.com

オープンハウスさんへ登録

要するに「何もしてない状態でした」

 

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ずーっと未公開物件を見ていたんですが、そろそろ本格的に動こうかと言う事で

オープンハウスさんへ連絡し、物件見させてくださーいと軽い気持ちで電話して予約。

 

上の子がそろばんの準一級の合格祝いに「どうしてもハムスターを飼いたい」と言われ続けていたので、じゃあ物件見る前にハムスター買おうかー。

どうせならペットショップの近くに住宅情報館さんもあるし

10:00  住宅情報館

12:00  ペットショップ

14:00  オープンハウス

と言う超過密スケジュールを立てて動き出しました。。。

 

家を建てるとはどう言うことかを住宅情報館で聞く

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 正直、全く何も勉強していなかった私たちは不動産屋さんに入ってみればなんとかなるだろ〜くらいの軽い気持ちでした。

 

希望のエリアは絶対にずらさない条件。他は予算との兼ね合いだねーなんて言いながら。

 

そして住宅情報館さんに伺いこう言われました。

「まずは住宅ローンの審査から始めましょう。それから土地を探しましょう。」

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・・・・(え??物件や場所とか間取り決めてから住宅ローンじゃないの??)

 

後から考えれば当たり前なんですが「予算を決めなきゃ始まらない」ですよね。

 

私たちの収入合算すればそれなりの額になることは明白でしたが、私が転職してまだ1年3ヶ月だったこともあり、一気に不安が襲ってきました。

 

最悪、妻の名義だけでも大丈夫な予算で考えることになりそう。

これはそんなすぐ決めることにはならないし、まずは審査でゆっくり進めよう。

すごく親身に話を聞いてくださるし、のんびりかな。

子供達も到着後2時間たち下の子はもう限界。

と言う事で住宅情報館さんを後にしてペットショップへ。

 

サファイアブルーハムスター 

子供たちからすれば「やっと終わった。やっとハムスター見れる。」の状態ですよ。

そりゃそうですよね。自分たちの家のこととはいえど自分たちにできることはないし、意見が通るわけでもないし、早く追われ以外の感情が生まれるわけがない笑

 

と言うわけでやってきました。ペットショップ。

いろんな種類の動物がたくさん。

 

お目当てのハムスターコーナーに行き、正直こんなに種類いるのかと驚きました。

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さぁどれにするかと悩む間に私のやることはただ一つ。

ハムスターのお家探し

1.大きさ

2.色

3.水飲み器具

4.餌場

5.隠れ家

6.トイレ

7.かじり技

8.砂

9.床材

10.ヒーター

12.回し車

13.保険

いや、、、買うものめっちゃあるな。。。(総額なんだかんだ3万円くらいしました)

 

でもよくよく考えれば人間の家探しとスケールが違うだけで必要なものは大差ないです。

後から思えばこの日は一日中家探ししてたってことですね笑

 

と言うわけで一通り揃えている間についに運命の出会いを果たしたようで。

 

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我が家に6人(?)目の家族ができました。

命名「トトちゃん」

 

なんとも愛くるしいお目目・見つめるお顔・素敵な毛色。

すんごい可愛いです。

 

さて、ここまででまだ13:30

ここから大きく事態が動くことになろうとは・・・

 

次回「妻の不安感と直感」乞うご期待!!