この細長い土地に祝福を

間口わずか4.5mの敷地を即決してしまったことから始まる新築記録ブログ。この細長い土地でどうすりゃいいんだ。。建物どう立てればいいんだ。。。と悩んでいる皆様のお役に立てればと思います。

あのゾウさんのおうちもみにいくー!

【心機一転、ハウスメーカー探し!!!】

前回の続きです。

様々な要因のおかげで土地とは別でハウスメーカーを探す必要が出てきた私達ですが

(詳しくは前回のブログをご参照ください)

concri.hatenablog.com

 

改めて今の家づくりにおいてのポイントを二人で整理しました。

 

土地の契約書を見ると

通常、建築基準法で境界線から50cm離したところに建物を建ててくださいと記載されていますが、オープンハウスの区画で購入した場合、30cmと読み替えての一文があります。

 

土地購入時はまだ基礎始めた手でしたが、ハウスメーカーを探し出した1週間くらいで、もう隣接する後ろの家はここまで出来ていたんです。

 

実際の写真がこちら。

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長男(小学校5年生 肩幅40cmくらい)に立ってもらって境界線との距離がわかる一枚です。

正直、なかなかの恐怖です。。

 

これのおかげでより耐火性が求められる家が必要となりました。

そして、このタバコの箱の細い部分を下にしたような土地に揺れにも強い家。

 

改めて条件をまとめると

1.耐火性に優れた家(木造ではなくできれば鉄筋コンクリート造・不燃性の外壁)

2.耐震等級3は必須

3.この際当初の妻の収入だけでもいけるという条件は抜いて二人で払える範囲の予算

4.各自一人一部屋取った上でそれなりの広さのLDK

5.庭がないので、できれば屋上を使える

無茶言ってるんですが、それでもあの細長狭小土地で、隣の家が万一火事になってもとりあえずは一旦なんとかなる家が自分たちには必要とわかりました。

 

そしてふと思い出したんです。

この土地に10年以上住んでて当たり前にずっとそこにあったのに一度も足を踏み入れたことがなかったスペース。

住宅展示場があったことを。。。

 

【いざ住宅展示場へ】

 

思い出したきっかけは前回のブログの中で書きました

一括請求サイトの中で間取りを提案してくださった

住友不動産さんから「是非一度暇な時にお越しください」と言われまして、そういえばあったなと。

 

いただいた間取りは私たちの要望を全てかなえるものではありませんでしたが、せっかくだし伺って話を聞いてみようかということで、妻の仕事の休みである水曜日に次男を連れて三人でいってみることにしたんです。

 

水曜日は不動産系のお仕事はお休みなのは存じておりましたが、展示場はどうかと調べるとやってるとの記載。

 

私たちはなるべく早くハウスメーカーを決めなきゃならない訳です。

ハウスメーカーさーん、鴨がネギ背負って行きますよー!

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でもね、ここでもちょっと不思議な体験をするわけです。。。

 

【電気のつかないモデルハウス】

モデルハウスも立つ場所、行く時間によって表情をガラリと変えます。

私たちが行ったのはちょうどお昼時。

太陽は少し西側に動き始めた頃でしょうか。

こうなるとこの展示場では片方が思いっきり陽に当たって明るく、もう片方はやや日陰の暗い印象でした。

私たちのお目当ては住友不動産。せっかく連絡くれてましたし、挨拶には行かなきゃと。

 

しかし、行ってみるとドアは開いていて、自動ドアは動いているんですが・・・・明かりは何もついていませんでした。。

予約してない私たちがいけないのかもしれませんが、まぁ真っ暗で、人いる??って状態。

 

「ごめんくださーい!お邪魔しまーす!」

と大きめの声を出すと奥から少し話し声は聞こえてくるものの、出てくる様子はない模様。

 

一通りぐるりと見て周り、3階部分まで見たところで、ようやく営業マンが出てきました。

メールをいただいたお礼と状況を説明しましたが、どうにも歯切れの悪い感じの回答でした。。。

この土地で耐震等級3は相当難しいですね。。。

間口が狭すぎて・・・

と言われてしまう始末。

 

というか、席にも案内されず、電気もつけられません笑

お客さんじゃないという判断だったんでしょうね。

 

その様子に妻は少し不機嫌なようで、もう出ようと催促され、暗いモデルハウスを後にしました。

 

私が仕事の打ち合わせで14:00くらいにでなければならない関係上あと一件見て帰ろうかーと話、ポラスハウスさんをみるもこの日は誰もおらず。

 

帰ろうとすると、向かいにやたらゴツいけどゾウさん乗ってる家がある訳ですよ。

 

「あのゾウさんのおうちもみにいくー!」

子供はゾウさんに惹かれます。

 

そう。ヘーベルハウスのモデルハウスがそこにはありました。

 

【間口2.7mから大丈夫なので、この土地なら全然余裕ですね】

ヘーベルハウスといえば前情報として、値段が高い。

でも鬼怒川の洪水の時にびくともしなかった家っていうくらいの印象しかありませんでした。

実際、一括請求サイトでは資料も来ませんでしたし、提案も来ませんでしたし。

入って第一印象「あ、明かりついてるわ」でした笑(当たり前ですなw)

 

とりあえず見るだけーなんて思いで足を踏み入れた瞬間、あることに気がつきます。

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(この家、めっちゃあったかいぞ??)

 

この日、晴れていたとはいえ、11月も半ばをすぎたところ。

結構冷え込んできました。

そして直前には目の前で薄暗い家にいたせいか余計に寒く感じていたところに、なんとも暖気を感じるこの雰囲気。

 

ものすごく感じのいいお姉様がお出迎えしてくださいました。

 

実際めっちゃ暖かかったんですよ。

思わず、「暖房ついてるんですか?」と聞いたほど。

暖房ついてるにしては静かだし、なんだろうと。

でも床暖房も暖房も何もつけてませんと。。。。

 

正直この時点で超高評価です(チョロい)

 

散々間口の広さで断られまくってた私たちは当然警戒というか予防線を張ります。

 

私「土地の間口が狭くていろんなメーカーさんに断られちゃってたんです」

妻「ヘーベルさんにできるわからないんですが」

私「住友不動産さんにもあんまり相手にされず。。。」

妻「住宅情報館さんにも厳しいと言われちゃって。。。」

私「でもオープンハウスは嫌で・・・。」

ヘーベル お姉さん「そんなに狭いんですか??」

私「はい・・・4.5mの間口の土地なので、3.5m位しか立てられなくて・・・」

ヘーベル お姉さん「え?全然余裕ですよ。もっと狭いのかと思ってました」

私・妻「「は?????」」

ヘーベル お姉さん「間口2.7mから大丈夫なので、この土地なら全然余裕ですね

 

広い土地を買っていたらこの言葉は何も響かなかったかもしれませんが

私たちにとってこの一言は天の助けのような。まさに蜘蛛の糸のような。

それくらい一気に救われた気分になったのでした。。。

 

次回【見せつけられる、ヘーベルハウスの機能性】

乞うご期待!